こんにちは！ユウキです。
2019年11月7日にワールド・ボクシング・スーパーシリーズ（WBSS）
バンタム級トーナメント決勝で見事勝利した井上尚弥選手、
いまや日本ボクシング界を支えるエースですね！
井上尚弥選手はどんな子供時代を過ごしたのかな？と気になったので、
エピソードをまとめてみました。
目次
井上尚弥選手が子供のときに両親と約束したこと
井上尚弥選手の両親は、子供時代に4つをことを約束させたというエピソードがあります。
①嘘はつかない
②約束は守る
③挨拶はきちんとする
④間違ったことをしたらすぐに謝る
生きていく上でとても大切なことばかりですね。
多くの親が子供に教えていることだと思いますが、実際にできているかというと
大人でもできていない人が多いと思います。
そのため、井上尚弥選手の両親も自分たちのことを何でも話す家族関係にあるそうです。
よく、「こうやったからうまくいった」という成功話をする親は多いですが、
「こうやったからうまくいかなかった」という失敗談を話す親は
少ないのではないでしょうか？
親にも恥ずかしいという気持ちがありますからね。
失敗談も子供に話して、共有することで両親との信頼関係がより深まるのだと思います。
子供と約束したことは、親も自ら守り背中を見せる。
その姿を見て、子供も約束を守るようになる。
子供時代に生きていく上での土台になる部分を作り上げた4つの約束があることで、
厳しい練習にも耐える精神力が磨かれたのだと思いました。
子供なのにクリスマスや誕生日もプレゼントなし！？
子供時代の楽しみの1つといえば、クリスマスや誕生日といったイベントですよね。
どんなプレゼントがもらえるかな、とワクワクしたものです。
しかし！井上家では、クリスマスや誕生日をイベントとして祝うことはなかったそうです。
どういう心理だったのか、お父様の真吾さんが以前インタビューに答えていました。
インタビュアー
「(クリスマスや誕生日といったイベントを祝わなかったのは)
メンタルを鍛えるためですか？」
父：井上真吾さん
「そういうのではないですよ」
「あまり(イベントというものを)意識しないんですよね。
誕生日だから何か用意しなきゃという意識にならなかっただけです。」
子供時代には誕生日プレゼントでグローブやシューズなどをもらっていたのかなと
想像していたので、とても意外でした。
トレーナーでもある父の真吾さんは、井上尚弥選手がボクシングを始めた当初から、
常に二人三脚で練習に取り組まれていたそうです。
常に一緒にいるからこそ、あえて特別なお祝いを意識しなかったのかもしれませんね。
高校にボクシング部がないから作ったという逸話も！
井上尚弥選手がボクシングを始めたのは6歳のとき。
そこからボクシング街道を順調に歩んできたように見えますが、
なんと進学した新磯高等学校（現：相模原青陵高等学校）に
ボクシング部がなかったそうです。
なぜボクシング部がない高校に進学したんだ・・・！？
と疑問ではありますが、さすが井上尚弥選手(と、そのご両親)。
「ないなら、作ろう！」との心意気で、
新しくボクシング部を立ち上げたそうです。
その時について、井上尚弥選手もインタビューでこう振り返っていました。
実は高校にボクシング部がなかったので、
高校生の公式試合に出るために学校で新しく部を立ち上げさせてもらい、
自分たち家族で練習や試合に臨んでいたんです。
いわば部員は自分たち家族だけ。でも、全国大会に行くと、学校の名前を背負った選手たちが
大きな声援を受けて闘いに挑んでくるわけです。
しかも勝ち上がってくる選手はみんな実力者ばかりですから、
それ以上に自分は練習を積み、
しっかりと心構えを持って挑まないと決して勝つことはできません。だから誰よりも真面目に、たゆまぬ努力をし続ける。
その時間が確実に自分の自信になっていったし、
結果にも繋がったんだと思います。
誰よりも真面目に、たゆまぬ努力を続けた結果、
井上尚弥選手は高校1年生の時に「高校3冠」を達成するという快挙を成し遂げています！
※３冠というのは、国体・インターハイ・選抜の３大会で優勝すること。
ちなみに、こちらが井上尚弥選手の高校時代の動画です。
（赤が井上尚弥選手）
高校生が繰り出すパンチとは思えません！！
この頃から圧倒的な強さで目立っていたわけですが、
その裏では、部員が家族だけという状況でも常に上を見て努力していたんですね。
井上尚弥選手の子供時代のエピソード！：まとめ
井上尚弥選手の子供時代のエピソード、いかがでしたか？
強さの秘密は、やはり両親のサポートが大きいですね。
人間力を鍛える約束や、常に一緒に物事に取り組む姿勢。
そして部を一緒に立ち上げる行動力。
これからも両親とともに、世界に羽ばたいていくのが楽しみです。
井上尚弥選手、応援しています！
今日も最高に幸せ！
